「野球部イケメンに恋した女子大生が不思議なブレスで運動神経向上？！『ホームラン』が描く異色のラブコメディ！」

【ホームラン】
主人公の名前は、笹井晴子。彼女は優秀な大学生で、野球が好きな女の子だ。晴子はバイト先の店で、イケメン大学生の斉藤に恋心を抱いていた。

ある日、斉藤が野球部の選手だと知った晴子は、猛練習を始め、野球に打ち込むようになる。そんな中、晴子は運動神経が全くよくなかったが、祖母が遺した不思議な「ホームランブレスレット」を試し始める。

祖母が言っていたとおり、ブレスレットを着けると、晴子は超人的なバッティングセンスを身につけることができた。決勝戦に向けて、晴子はブレスレットを着けずに、自分自身の力で勝利を目指す。

しかし、決勝戦の中、相手チームのピッチャーが不正をしていたことがわかる。晴子は怒りに燃え、自分自身で勝利を決めることを決心する。

晴子の強気な打球は、まるで花火の如く美しく軌道を描き、最後には逆転勝利をもたらすホームランになった。斉藤からのダイヤモンドリングのプロポーズを受け、晴子は恋人とともに、ブレスレットに頼らず、自分自身でバッティングを極めるために決意する。

【感想】
感動的：7 笑える：2 悲しい：0 夢がある：8 怖さ：0
合計点：17
普段も野球を観戦することが多かった私には、一度は夢見た「超人的な運動能力を手に入れる」というストーリーを、ノスタルジックな恋愛物語と絡めた、斬新かつ心温まる作品だった。また、晴子がブレスレットを脱ぎ捨て、自分自身で挑戦する精神力には胸が熱くなった。ただ、全体的にはあまりに王道的な展開が多かったので、オリジナリティを出す余地はあるかと思われる。